森村学園初等部
URL/ http://www.morimura.ed.jp/
紹介ページ/ http://www.jyukennews.com/01s-shuto/s-shuto-044morimura.html
〒226-0026 横浜市緑区長津田町2695
TEL/045-984-2509
◇アクセス
東急田園都市線 つくし野駅より徒歩5分
学費
授業料(年): 約558,000円
入学金: 250,000円
その他: 施設維持費(入学時150,000円、2年次以降72,000円)、
給食費100,000円、PTA会費4,000円、
冷暖房費10,000円、預り金20,000円、
昼食時飲料代:
寄付金: 任意。1口50,000円、4口以上。備考:入学手続き後
建学の精神
■森村学園の一貫教育について
大切なのは「知・徳・体」のバランス
正直:正直はすべての場合において最上策である
親切:人の親切であること。これが最上の人格であると心得て大きな間違いはなし
勤勉:人の力は無限に進むもの。怠けてはいけない。
「人を育てるのは樹を育てるのと同じ。根がしっかりしていないと倒れてしまう」。この信念のもとに森村学園では、幼稚園から高等部まで、人間形成を重視した男女共学の一貫教育を行っています。しっかりと張る「根」に大切なのが、「知・徳・体」の調和。本校では、生徒たちがそれぞれの年齢に応じて心身ともに健やかに成長し、同時に高度な学力を身につけられるよう、独自のカリキュラムを開発し採用しています。
特に初等部と中・高等部の授業においては、分割クラス制による少人数授業を実施。生徒一人ひとりの個性を大切にしながら、目配りの行き届いたきめ細やかな指導を行っています。さらに初等部では、学習と生活にゆとりを持たせるためいち早く週5日制を導入、人間形成に大きな効果を発揮してきました。
その他、初等部1年生から行う英語教育、中・高等部の希望者への海外研修や留学、海外からの留学生や帰国子女の受け入れ、海外転出者の復学など、国際色豊かな教育にも力を入れています。
「子どもたちの成長を温かく見つめ続ける一貫教育」
より高度な学力をつけると同時に、人としての温もりや誠実さ、社会で役立とうとする意欲を育むこと。 森村学園では、21世紀を担う真の国際人の育成を目指し、人間形成の土台を築く一貫教育を行っています。
■校長先生のことば
子どもは伸びる時期が一人ひとり違っています。小学校時代にはさほど成績が良くなくとも中高生になってから大きく伸びる子どもが沢山います。
小学校では、やる気になった時に自分の力を伸ばす基礎基本となる学力をしっかり身につけることが大切です。そのために1年生から大胆な専科制を採用しています。専門的な知識・技能を持った教員から年齢に応じた教育を受けることができます。一人ひとりの子どもに多くの教員が関わることにより、担任だけでは見落としてしまいそうな小さな変化や成長の芽を捉えることができます。
初等部では、教員は勿論のこと、事務員・現業員も力を合わせて子どもの成長を見守り育てます。校長・教頭も授業を担当し、できるだけ子どもと関わり一人ひとりの成長を見守るように心掛けています。
学園創立者森村市左衛門の願いは社会に役立つ人を育てることでした。「正直・親切・勤勉」の校訓の下、しっかりした学力を身につけた、品格ある森村っ子を各家庭と協力して、育てていきたいと思っています。
教育の特色
■教育の内容
小学生の「学び」は、将来の可能性を広げるための大切な基礎づくり。「遊び」は、好奇心や探究心を育むと共に、社会性を養います。
だから森村学園初等部のモットーは、「よく学び、よく遊べ」。
人を思いやり、自分で考え、自ら伸びる心が育つように、綿密な指導計画や教材研究を重ね、私たちは、子どもたち一人ひとりをしっかり見つめながら、充実した学校生活をサポートしています。
■教育の目標
・美しいものを愛し、自然を大切にする子に育てよう。
・困難を乗り越える強い心を持つ子に育てよう。
・基礎学力をしっかりと身につけ、向上心を持つ子に育てよう。
・友だちと仲よくでき、思いやりのある子に育てよう。
・体を鍛え、自分自身を大切にする子に育てよう。
・善悪のけじめをつけ、進んで善い行いをする子に育てよう。
■教育制度
○総合学習
教科の枠をこえ、自然や人、社会とのふれあいを通してつくる生き生きとした学習の場。子どもたち一人ひとりの自主性や主体性を尊重しています。「学校が楽しい」と思う気持ちを大事にした低学年の活動から始まり、中学年では、互いを思いやり共に協力しあうことの大切さを体験。そして高学年では、一人ひとりが課題を見つけ、自ら考えて実行する力を身につけていきます。
○英語学習
海外貿易の先駆者だった学園創立者の遺志を継ぎ、本校では開校当初より英語科を設置。外国文化の体験と理解にも重点を置いています。現在では1年生から英語科を実施し、会話やリスニング中心の授業により、耳と口が自然に英語に慣れるようにしています。高学年では1クラスを2分割し、ネイティブの教員を中心とした少人数制授業を行っています。
○命の学習
命の尊さや、自分自身を愛する気持ちを感じる体験を大切にしています。助産師や本校の管理栄養士との協力により、自分の命の始まりを知り、さらに成長の変化について学びます。また健康な体を維持するための正しい食生活について学習します。
○専科制
英語に加えて音楽、図工、体育は、1年生から専科制を採用。情操や創造力、表現力をより豊かに育んでいます。さらに中学年からは理科と社会、高学年では家庭科も専科とし、より密度の濃い教育を実現しています。
またこの専科制は、子どもたちが担任以外の教員と交流することにもつながり、学園生活をより豊かで楽しいものにしています。
○算数T.T. 2分割授業
算数は論理思考を培う上でも大切な教科。ひとつの単元が次の単元を学ぶ基礎となるため、各内容を十分に理解することが必要です。そこで3年生ではティーム・ティーチング(T.T.)を導入、複数の教員が丁寧な指導を行っています。
また複雑で高度な学習が始まる高学年は、学ぶ内容も増え、さらに緻密な指導が求められる時。そのため4年生から1クラスを2つのグループに分けて少人数化し、よりきめ細やかな学習指導を行っています。
○週5日制
「ゆとりの教育」が叫ばれる前から週5日制を採用。学力の向上とゆとりある生活を両立させる、独自のカリキュラムを進めています。家族とのふれあいも大切にしながら社会性を培うことを重視し、人間形成に大きな成果を上げています。
○安全対策
本校では不審者の侵入を防ぐ装置を設置しており、正門には守衛が常駐して学園内の安全を守っています。初等部では、避難訓練や不審者侵入防止訓練、緊急時集団下校訓練を定期的に実施。また安全な登下校のために、交通道徳の指導を徹底させています。
■6年間の成長をサポート
○1・2年生
『学校生活の楽しさを実感することが「知」への探究心につながります。』
「なぜ?」「どうして?」。そんな疑問への答えを発見し、新しい得意分野や表現方法に出合う。低学年は、さまざまな「知」への好奇心や探究心を育て、これから学ぶ大切な土台を築く時です。一人ひとりが学校生活の主役として授業や遊びを楽しめるよう環境を整え、クラスメイトと共に学び遊ぶことを通して、社会性の基礎を築くようサポートします。
○3・4年生
『大きく変化を遂げる心に向きあい、芽生える好奇心や問題意識に応えます』
中学年は、子どもたちが心身ともにぐんと成長する時期です。自然観察などの理科的なテーマはもちろん、社会的問題への探究心も生まれる時だからこそ、どの授業でも子どもたちの問題意識に応えることを大切にしています。また自我の確立へ大きく歩み出す時でもあり、それぞれの心の変化に真摯に向き合うことも重要な課題です。学習・生活面の両面で、より豊かな人間性や社会性、好奇心をトータルに伸ばしていきます。
○5・6年生
『自分で答えを見出す喜びを学び、ふれあいによって社会性を養います。』
各教科とも学習内容がより高度になり、子どもたち自身が自分で考え、答えを見出すことが重要となる時期です。もつれた糸がほどけるように理解できる瞬間、その喜びを何度も体験してもらうことを大切にしています。
一方、各種委員会や行事など、あらゆる場面でリーダーの立場となる時です。下級生とふれあうことで思いやりを育み、高学年同士で多彩な課題に取り組むことで協調性を養います。好奇心をトータルに伸ばしていきます。