関東学院六浦小学校

URL/ http://mes.kanto-gakuin.ac.jp/

 

紹介ページ/  http://www.jyukennews.com/01s-shuto/s-shuto-058kantoumutuura.html

 

 

〒236-0037

横浜市金沢区六浦東1-50-1

TEL/045-701-8252

 

◇アクセス

京急金沢八景よりバス5分

人間環境学部バス停下車2分

詳しくは こちら

学費

授業料(年):  約324,000円

入学金:  170,000円

 

その他:  約371,160円、

昼食時飲料代: 

寄付金: 

建学の精神

■教育の精神

『キリスト教による人間教育』

関東学院六浦小学校での一日は、チャペルに集まることから始まります。さて、定期的にここに集うことの意味は一体何なのでしょう。

私は横浜の港の近くで生まれました。足が弱かった私を気遣ってか、母は毎日私に革靴をしっかり履かせ、山手の石畳をまっすぐ歩くように命じました。もちろん幼い私にそれは苦痛な体験でしたが、しばらく歩いたのち、小高い丘から望む港の景色は格別でした。海への憧れはその当時につくられたものかも知れません。

ある時私は、一つの不思議なことを発見しました。世界中からやってくる外国航路船は、面白いことに、埠頭を離れてもまっすぐ港の外へ向かわないのです。港の中をゆっくり一周し、それからおもむろに港を出ていきます。幼心にも疑問を感じた私は、近所に住む船長さんに尋ねてみました。

現在であれば、私たちは地球上のどこにあっても、人工衛星からのデーターで自分の位置を即座に知ることが出来ます。しかし少し前までは、大海原を走るどの船も、みなコンパス(磁石)に頼って航海していました。ですから、もしその針が1度でも狂っていたら大変なのです。アメリカ行が、インドに着いてしまうかも知れません。そこで船乗りたちは荒海に出る前に、静かな港の中で、その船の針が正しく北を指しているかどうか、地上の目標物をもとに確かめているのです。

私たちも同じです。歩むべき道を誤らないように、先ず私たちの心のコンパスが、正しく不動の北、イエス・キリストを指しているかどうかを確かめなければなりません。このことをおろそかにして危険なこの世界に飛び出していくことは無謀だからです。ここに、毎朝、毎週、「定期的に集う」ことの意義があるのです。

このように、関東学院はこれからも、神を仰ぎ、自分を鍛え、隣人に奉仕する、そのような知恵と力と豊かな心をもつ若人を育ててゆく使命に、邁進して参ります。

 

 

■教育目標と沿革

本校は、幼稚園から大学までをふくむ、関東学院の教育の一つとして、1949(昭和24)年に創立されました。

関東学院が横浜(現在の三春台)に、中学関東学院として設立されたのは1919年(大正8)年ですが、その源流はさらに古く、1884(明治17)年に横浜山手に設立された横浜バプテスト神学校にまでさかのぼることができます。この関東学院の一番大事な土台はイエス・キリストです。

主イエスは、「あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は仕える人となり、あなたがたの間でかしらになりたいと思う者は、すべての人の僕(しもべ)とならなければならない。人の子が来たのも仕えられるためでなく、仕えるためであり、また多くの人のあがないとして自分の命を与えるためである」(マルコによる福音書10章43~45節)とお教えになりました。

この教えにもとづいて、関東学院創立の精神、校訓「人になれ、奉仕せよ」が、元学院長 坂田祐先生によって定められました。この校訓を身につける人間教育を行うことが関東学院全体の使命です。

人は誰でも一人一人が、その人でなくてはならないものを神から与えられ、この世に生まれてきています。ですから、一人一人が、かけがえのない人間であることを自覚し、まことの人となって、心から人を愛し、この世のために奉仕することが求められています。

毎日を大切にし、真心をこめて学問にはげみ、どんな苦しみや悲しみに出会ってもくじけず、希望をいだいて喜び、いつも明るく元気な子どもとなって、世界の平和のために常に祈り奉仕する人となることが、本校の教育目標です。

教育の特色

■小学校の特徴

○礼拝・キリスト教の授業

関東学院はその源流がキリスト教バプテスト派にあり、六浦小学校もイエス・キリストの愛の教えを根底に持った人間教育を行っています。

礼拝は、毎週火曜日~金曜日の朝4回、授業の前に礼拝堂やクラスにて全校児童で行います。賛美歌を歌い、今日のお話を聞き、祈ります。常に祈りを持って感謝することを学び覚え、人生への指針を身につけていきます。

キリスト教の授業は毎週1回「聖書の時間」として、全学年を通し6年間行われます。またキリスト教学校ならではの行事も、単なる風物としてではなく、感謝と意味を持った祈りとして行います。

 

○通知表がありません

関東学院六浦小学校では、子どもを数字で判断することはできないと考えて、50年以上前から通知票がありません。なぜなら、数字に置き換えられない子どもの特性を、保護者の方と確認し合いながら成長を見つめ、適性を発見し、努力へ導きたいと考えたからです。

通知票の代わりに、夏休み前と後期の終わりに個人面談を持ち、学習や生活の様子についてきめ細やかにお話しします。

 

○英語の強化

全学年で、英語の授業を週二回行っています。ネイティブスピーカーや英語が専門の日本人教師の教科担任制による英語の授業が、毎週2時間ずつあります。

また神奈川県で行われるコミュニケーション英語のスピーチ・コンテストに小学校有志で参加するのは我が校だけです。

中学校進学後の成績もよく、本校出身者が英語の上位成績者を占めています。

 

 

○前期後期の2学期制

横浜市でも最近2期制を採用し始めましたが、関東学院六浦小学校は創立当初から伝統的に2期制です。子供たちを長いスパンで見つめ指導していくことを大切にしています。

前期:4月~9月、後期:10月~3月

○専任の教育相談

全国の私立小学校としては唯一の、専任のスクールカウンセラーを2005年より配置して教育相談を行っています。児童の心理や発達全般、学校教育等に精通した専門家が、電話やメールをはじめ詳細は面談により、保護者や児童、教師からのあらゆる相談に応じています。

特に、児童との場面では、学校や家庭で安心して生活できるように、カウンセリングやプレイセラピーなどを通して支援を行っています。

 

○学年縦割り交流

関東学院六浦小学校ならではの魅力のひとつに、学年縦割り交流があります。それは学院創設当初からの校訓「人になれ 奉仕せよ」の体現でもあり、思いやりを持って人に接する精神の土台となります。6年生が1年生をエスコートしたり、5年生が3年生と、4年生が2年生と一緒にチームで活動したり、その組合わせはさまざまですが、親切にされた経験や協力の大切さを知る児童は、これからの社会を強くやさしく生きることでしょう。

 

 

○自然学校(宿泊)

1年生から6年生までの全学年で、自然学校という宿泊行事を毎年行っています。

1年生は箱根、2年生は御殿場に1泊2日で出かけます。

3年生は伊豆、4年生は軽井沢に2泊3日で出かけます。

5年生は那須、6年生は清里に3泊4日で出かけます。

子供達は自然学校を通して、自然の中にある神様の豊かな恵みを実感し、感謝する心を育み、友達と過ごす宿泊体験を通して豊かな人間関係を形成していきます。

 

○豊かな自然環境

目の前は海。広い砂浜で駆け回ることのできる海の公園にも歩いていけます。海の公園で行われる最初の行事が1年生歓迎遠足です。

3年生では、平潟湾の干潟観察や、海苔の養殖に関する学習をしています。また5年生は、サーフスクールを行い、海の安全について学ぶ機会も持っています。

 

○登下校セキュリティ

2006年10月より登下校安全システムを導入しました。各地から様々な交通手段で通学する本校児童の登下校の安全のため。また、保護者へ児童の安全を知らせご安心いただくためです。

子どもたちはICチップ内蔵の防犯ブザーをかばんにつけて登校します。4箇所に設置したアンテナと専用のパソコンが登下校の時刻を保護者に送信します。また、緊急連絡(台風などによる臨時休校、運動会・遠足の天候による中止、決行のお知らせなど)についてもメールで送信します。

なお関東学院六浦小学校では、校内に通じる門の全てに守衛さんが常駐し児童の安全を守っています。児童の登下校時間以外には門を施錠し、守衛さんが校内を巡回しています。

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